PLAYWORKS Inc. は2021年4月に2期目に突入。世界は相変わらずコロナウィルスとの戦いが続いていますが、2021年はオンラインワークショップを探究しつつ、「インクルーシブデザインの実践」に注力。企業のインクルーシブデザイン・プロジェクトに伴走しながら、ノウハウの蓄積やメソッド化、リードユーザーコミュニティの構築を進めてきました。少しづつ具体的な成果も見えてきて、インクルーシブデザインの可能性を実感できた1年でした。
本記事では ファシリテーター Advent Calendar 2021・WSD Advent Calendar 2021 と連動し、PLAYWORKS の2021年を振り返ります!
INDEX
❶ インクルーシブデザインの実践
❷ インクルーシブデザインの普及・浸透
❸ オンラインワークショップの探究と活用
❹ 教育活動
おまけ:2021年 ワークショップ実績
過去レポート
● PLAYWORKS Report 2020:NEWNORMAL を見据えた ONLINE WORKSHOP の実践
● タキザワケイタ「ワークショップ実践レポート2019」公開!
PLAYWORKSとミライロが共同で 「MIRAIRO Co-Designプロジェクト」を始動します!
また、PLAYWORKSの自社事業として、ACCESS・セイコー・サカイシルクスクリーンと進めている 薄型ソーラービーコン内蔵点字ブロック は、丸井錦糸町店や福井銀行での実証実験、展示会への出展など、粛々と進めてきました。2022年は社会実装に向けた勝負の年になるので、ガンバります!
NHKで「薄型ソーラービーコン内蔵点字ブロック」を紹介いただきました!
そして、2020年9月に発表した 顔が見える筆談アプリ WriteWith のコンセプトムービーを、やっとお披露目できました!(長かった…汗)ステキなムービーに仕上がりになっているので、ぜひご覧ください!
「WriteWith 顔が見える筆談アプリ」コンセプトムービー公開!
❷ インクルーシブデザインの普及・浸透
2021年はインクルーシブデザインの実践だけではなく、インクルーシブデザインの普及や浸透に向けた取り組みも行なってきました。手始めとして国内外の インクルーシブデザイン事例 をリサーチし、その中からPLAYWORKSがオススメする事例の記事連載をはじめました。あわせてinstagram公式アカウントも開設したので、フォローください! @playworks_inc
また11月には、日本におけるインクルーシブデザインの第一人者、九州大学 平井教授 をゲストに迎えてイベントを開催。インクルーシブデザイン入門 としてオススメの内容になっているので、ぜひレポート・アーカイブ映像をご覧ください!
❸ オンラインワークショップの探究と活用
昨年に引き続き2021年も、ワークショップはすべてオンラインで実施しました。その中でも、フォントワークス のプロジェクトで全社員50名と オンライン・レゴ®シリアスプレイ® の実施や、視覚障害者からの問いかけ の音声SNS Clubhouse での実施、多様な障害者から問いかけられる 障害者からの問いかけ への展開など、オンラインワークショップの可能性を探究しながら、積極的にプロジェクトに取り入れていきました。
フォントワークス「FONTWORKS 2030VISION WORKSHOP」
超福祉の学校【障害×対話】障害者からの問いかけワークショップ開催しました!
❹ 教育活動
2019年から担当している、筑波大学「アクセシビリティリーダー特論」での「障害のある人に役立つ支援技術」では毎年、最新トレンドをリサーチ・インプットする貴重な機会になっています。新たに担当した、九州大学ビジネス・スクール「デザイン思考のためのユーザーリサーチ演習」では、デザインリサーチ・サービスデザインを自分なりに体系的に整理する良い機会になりました。自身の実践知を未来を担う若者に託すべく、将来的に大学で教えるのが1つの目標なので、今後も教育系のご相談は積極的にお受けしたいと思います!
一方、学ぶ側として受講した 同行援護従業者 は、視覚障害者と共創する上での基礎知識・スキルを習得できたので、さっそく実践で活かしていきます!
視覚障害者ガイドヘルパー「同行援護従業者」資格取得しました!
2022年も引き続き、インクルーシブデザインに注力します! そして、PLAYWORKS としての成功事例をつくれるように、全力でガンバります!!
おまけ:2021年 ワークショップ実績
上記以外で、2021年に実施したワークショップを時系列に掲載します。
「INCLUSIVE DESIGN ONLINE WORKSHOP:BLIND・DEAF」実施しました!
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