障害当事者との対話から、新たな価値を共創する。
PLAYWORKS Inc. では障害当事者との対話から新たな価値を共創する「インクルーシブデザイン」を通じた、新規事業開発・サービスデザインを行なっています。今回は「視覚障害」「聴覚障害」をテーマに、体験ワークショップを実施しました!
INCLUSIVE DESIGN ONLINE WORKSHOP:BLIND / 視覚障害者との共創
視覚障害者との対話から、新たな価値を共創する。
2021/10/18 月 18:30〜21:30 12名 6,000円
INCLUSIVE DESIGN ONLINE WORKSHOP:DEAF / 聴覚障害者との共創
聴覚障害者との対話から、新たな価値を共創する。
2021/10/20 水 18:30〜21:30 12名 6,000円
対象者
● インクルーシブデザインを通じた新規事業開発に興味がある方
● 障害者を支援するサービス・プロダクトの開発を検討している方
● ダイバーシティをテーマにした研修を検討している方
※ 同業他社はお断りする場合がありますのでご了承ください。
講師:タキザワケイタ PLAYWORKS Inc. 代表
インクルーシブデザイナー・サービスデザイナー
新規事業・組織開発・人材育成など、企業が抱えるさまざまな問題を解決へと導きます。また、「薄型ソーラービーコン内蔵点字ブロック」や新感覚ダイアログワークショップ「視覚障害者からの問いかけ」、顔が見える筆談アプリ「WriteWith」の社会実装など、社会課題の解決にも取り組んでいます。
青山学院大学 ワークショップデザイナー育成プログラム(WSD)講師・筑波大学 大学院 非常勤講師・一般社団法人PLAYERS リーダー・ミライロ パートナー・DIVERSITY & INCLUSION 100人カイギ キュレーター・LEGO® SERIOUS PLAY® 認定ファシリテーター
https://keitatakizawa.themedia.jp
INCLUSIVE DESIGN WORKSHOP:視覚障害者との共創
参加者の感想
- 自分が当事者だったらを想像しても実際は異なることが多そう、と感じた。とはいえ、まずはいかに想像力を働かせるかは大切。。。
- ブレイクアウトルームでお話しさせていただいていると、その中に目が見えない方がいらっしゃるということをほとんど感じませんでした。
- 結構、普通の感覚で生活をされているんだなと再認識して、自分のバイアスに気づきました。
- 「星型はなぜあの形なのか?」当たり前にすぎて疑問にも思わなかったので、目から鱗でした。
- 空、星、海、川、動物を視覚以外でどう認知されているのか? 目から鱗が落ちる体験でした。言葉による描写がみなさんとても上手いなと感動しました。
- 「パッと見」とか「見た目通り」とか、見ることを前提にした言葉を結構使っているんだなぁということを、今回初めて意識しました。「パッと見」と言った後に、パッと見を描写するんだ!と思い直したり、そこで描写した言葉が自分でも思いがけないものだったり、便利に使ってた言葉って色んなものを隠してしまっているのかもしれないと思いました。
- もし〇〇だったら…(例:明日見えなくなったら)という質問を受けて、想像するのが難しいことに気づきました。今の状態が続く前提で考え判断している自分がいて、想像力が足りないことが分かりました。また、色の伝え方や食べる時にはお皿に縁があったら便利など、知識として知っているべきことがたくさんあると思いました。
- 視覚障害のある友人が近くにいるので、困り事や一緒の体験はしてきたつもりでしたが、いざ自分が「1年後目が見えなくなったら何がしたいか」といわれると、ぱっと言葉が出てこなかったです。知っている、慣れているというのと、自分事化して考えるは違うことを再認識しました!
- 「1年後に目が見えなくなったら」という問いかけをいただいて、これはじっくり本気で考えようと思いました。
- 世の中の製品・サービスの多くが、視覚から得られる情報をもとに「使われる・楽しめる」ように作られているということを痛感致しました。
- 世の中は「伸びしろ」だらけ! 視覚障害者の方のペインを解決しようとすることで、実はそうでない方も一緒に楽しめることがまだまだある!
- 視覚情報が少ない事で、私達が気兼ねなくしている事ができなくなる一方、そのバリアを解決すれば健常者にとっても役に立つ、というか楽しくなるプロダクトができそうな予感がしました!
- 「やりたくても出来ないこと」っていうお題があると、可能性が続々と見えてドキドキして楽しいですね…!
- 視覚以外の「四感」に意識を向けることで、いろんな発見があった。対話も非常に楽しかったです!
- 視覚障害者のお話を伺う中で「そもそも散歩とはどういう状態なのか?」という、本質に迫っているような気がしました。
- 視覚障害者のみなさんに質問されたり質問したりしながら、様々な視点をいただきました。色々教えていただけたことに感謝の気持ちで一杯です。
- ここに参加できていない視覚障害者の方、スマホ操作などのリテラシーが高くない方が、暮らしやすい環境づくりについても、もっと考えていきたいです。
INCLUSIVE DESIGN WORKSHOP:聴覚障害者との共創
聴覚障害リードユーザーの感想
- 手話にこだわらず、伝えたいという気持ちから新たな工夫が生まれてくるんだなと、感じました。「ゴスペルを歌いたい」ことについても、これまでの固定観念がいい意味で崩れました。みんなで作ればいいんですね。
- 気づきが話題になったり、聴こえる人も聴こえない人もみんなが楽しめることは、とことんチャレンジしていきたいですね。聴こえない人だけでやっても仕方ないというか。
- 「絵しりとり」でマイクのイラストを書いた際に「聴覚障害者はピンとこない?」という質問に驚きました(笑)そういう考え方もあるのか〜と感心してしまいました。
参加者の感想
- 伝えることに一生懸命になるのは、気持ちいいことだなと思いました。伝わって当たり前ではなく、伝える努力が必要なのは、健常者も聴覚障害者も一緒なのかもしれません。要は他者への想像力だと思います。
- 会話を断ってコミュニケーションするのが新鮮でしたが、絵やジェスチャーゲームでは創造性を刺激されました。表情も豊かになり楽しかったです。ブレストでは、自分が認識できていなかった聴覚障害の方の困りごとや悩みがあるのだなと思い、ぜひ何かしら解決することに貢献したいと思いました。
- 前半、伝わらないもどかしさと伝わった時の嬉しさをすごく実感できた! 後半のアイデア出しは前提を疑う、発想の転換。合わせる工夫ではなく、みんなが合わせる、今までにないスタイルだからワクワクさせてもらいました!
- 音声・文字情報以外の表現を自分が全然していなかったことに気づきました。この2つがないと全然伝わらない。でもやってみてジェスチャーや絵しりとりによって、より濃いコミュニケーションができたような気がします。伝えたいとか、理解したいという気持ちが大事だなと改めて感じました。(仕事のSlackとかは即レス重視でちゃんと思いって伝わっているのかな…?と)
- UDトークがうまく機能しなかったことで、会話に取り残させる不安を感じ、聴覚障害の方の置かれている状況を体感しました。忙しいからとか時間制限が・・・みたいなことで分かる人だけが走ってしまうことがよくありますが、みんなで創ることを意識することが本当に大切だなと思いました。
- ジェスチャーってこんなに難しいんだ・・・と気付かされました。
- 普段、言葉に頼っていて、ジェスチャーなどの表現、理解が劣っていると感じました。
- 動画コンテンツは可能性色々ありそうだなと思いました! 聴こえる人・聴こえない人のペアで色々できそう!
- 「食レポ×手話」動画には可能性を感じる。
- 障害のある方の価値観に触れることで、新しい価値観や価値を作れる可能性をかなり感じました!!!
- これまで想像していた聴覚障がいとは違い、色々な方がいらっしゃると再認識し、それぞれの個性を活かすことを考えるのは面白いな、と感じました!
- 表現っていろいろあるなぁと、改めて思いました。外だと表情がマスクで見えないことも多いですが、いっぱい表情筋を使って身体も使って、表現をいろいろ考えていきたいです!
- コミュニケーションの多様性は良い気づきでした! 大変だったけど、楽しかったです
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